自分と向き合う

自分を責めたくなる気持ちってどこからくるんだろう。

悲しいこと、辛いことがあると
ついつい自分を責めてしまいます。

「あんなことするんじゃなかった」「自分はなんてダメな人間なんだろう」と。

ちょうどこの文を書いている直前まで、僕は僕を責めていました。いや、今もそうなのかもしれません。自分の力不足を嘆いていました。

ただえさえ何か悲しいことがあったばかりなのに、なんで自分で追い討ちをかけるように自分を責めてしまうのでしょうね。

ついつい責めたいという気持ちになってしまいます。

辛くなるだけなのに。

なぜ自分を責めるのか。

ふと、さっきの自分を思い出してみます。自分を責めると同時に自身が何を考えていたか。

そういえば、先輩の顔を思い浮かべていました。「僕、才能ないかもしれないです」って言っている自分に対して「誰でも最初はそうだよ。ちゃんと成長してると思うよ。」と、先輩はそう言ってくれています。

「ああ、そうか。僕は誰かに励ましてもらいたかったんだ。」

自分で否定した自分を、誰かに肯定してもらいたかったんです。

「自信」がないから自分で自分を励ますことができなかったんですね。だから誰かに認めて欲しかったのかもしれません。

はてさて、じゃあ自分を責めなくなるには「自信」を持てばいいのですね。

なるほど。あはは。そりゃ無理な話だ。それができれば人生苦労しねえよ。「もっと自信もてよ」なんて言われてもそんなんどうすりゃ自信持てるのよって話です。

まあ、こんなふうに腐ってても仕方ないので、少しでも自信を持てる方法を考えましょう。

「自信」ってなんだ

「自信」ってなんでしょうか。「自分」を「信じる」と書いて「自信」ですよね。つまり、「自分を信じること」ができれば、それはつまり「自信」となるです。

では、周りの人に置き換えて考えてみましょう。あなたが信用している人って誰ですか。想像してみてください。
じゃあ、なぜその人のことを信用しているでしょうか。色々な理由はあるかもしれませんが大きく分けると「向き合ってくれる」「嘘をつかない」「約束を守る」のどれかに当てはまるのではないでしょうか。

それでは再度、自分に置き換えてみます。自分は、自分自身に対して「向き合ってくれる」「嘘をつかない」「約束を守る」が出来ていますか。

『自分自身に真摯に向き合い、自分の気持ちに嘘をつかず、自分の立てた約束を守っていますか。』

このことがしっかりと出来ていれば、きっと僕は僕を信じることができる。「自信」を持つことができる。そう考えます。

一歩を踏み出す

まずは、自分と向き合ってみましょう。紙の1番上に「自分が今モヤモヤすることは?」と書きます。この問いかけ自体は場合によって変えてもいいかもしれません。自分の気持ちが吐き出せそうな質問を自分に投げかけます。
あとは箇条書きで、その質問に対しての想いを全て紙に書き出してみましょう(約1〜2分)。頭に浮かんだものは全て書き出してください。取捨選択はいりません。思い浮かんだものは全て書き出します。

次に、自分の気持ちを正直に確認します。気持ちにフタをしたり、自分自身に嘘をつく必要はありません。
今、紙に書いたことに対して「自分はどうしたいと考えているか。」「どうあれば理想か。」「そのためにどうするべきか。」これも紙に書き出します。書くスペースが足りなくなったら新しい紙に書き出しましょう。

何がしたいか、そのために何をするべきか、が明確になったら、それをいつまでに行動するか決め、自分自身に約束をしましょう。

そして、最後はその約束を守ります。本気で守ります。死んでも守ります。だって自分で約束したことなのだから。(どうしても破ってしまいそうな時は、また別のタイミングで約束をしましょう。)

これをしっかりとやっていくことで、あなたは確実に自分の目的の方向に進むことができ、そうすることで自然と自信が出るはずです。

負の感情の使い道

感情は物事を進めるためのエネルギーだと考えています。だからあなたが負の感情を抱いたら、そのエネルギーを自分を責めることに使うのではなく、自分自身に向き合うために使ってください。「あ、、、」と思ったら紙に書く。マイナス思考になったら紙に書き出す。とりあえずはこれだけでいいです。そのエネルギーは自分のために使いましょう。

たまには自分を甘やかす

ここまでいろいろ書いてきましたが、あまりこんを詰めすぎるのも疲れますよね。たまには自分を甘やかしましょう。信頼の置ける知り合いがいるならその人に話を聞いてもらうのもいいかもしれません。泣きたければ気がすむまで泣いてもいいかもしれません。
たまには頑張らなくてもいいよね。

自分で自分を責めると、とても辛くなります。悲しくなります。マイナス思考は自分自身に対する悪口がほとんどの場合原因です。自分自身には悪口ではなくアドバイスをしてあげましょう。誰かにアドバイスするように自分自身にも優しくしてあげましょう。

「おれ、頑張ったな。お疲れ様。良くやったよ。ちゃんと学びもあったよね。次に活かそうね。また頑張ろう。」

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コメント

    • とある芋の人
    • 2018.09.04 11:47pm

    このブログを読んで私も私自身に向き合うことが出来ました。
    素敵な考え方だと思います。

    主さんも日々、頑張られてることがあると思いますがあまり気を張り過ぎないでいろんなことを楽しんで貰えたら私は嬉しいです。

    陰ながら頑張るあなたを応援しています…*

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