届くことのない想い

 

 

胸にグッとした重みを感じて朝を起きる。
ちょうど心臓くらいの大きさの鉛が胸に入ってるみたいだ。

 

 

 

 

目の周りはたまに濡れていて、
唐突に来る吐き気を抑えながら、ここ数週間朝の準備をしていた。

 

 

 

 

思えば、待ってばかりの3ヶ月だった。
いや、その前も、
今でさえも、ずっと待っている。

 

 

 

 

花はたくさん枯らしてしまったし、

渡したいお土産も家の中のカゴに置いたまま。

 

 

 

 

何度も書き直した手紙も、

本気で向き合おうとしたメッセージも、

きっと君にはもう届いていないのだろう。

 

 

 

 

 

散々傷ついてきた。

 

 

 

 

それなのに僕は愚かにも、

まだ君をなんとか救えないかと、

力になりたいと思ってしまう。

 

 

 

 

 

きっとまだ君はどこかで孤独と戦いながら

泣いているんじゃないかと思うと、

居ても立っても居られなくなる。

 

 

 

 

 

 

僕にできることなんて、もう何一つないのに。

 

 

 

 

 

 

あの時、こうしていれば、
君は独りにならなかったのかな。

 

 

 

 

僕がもっと寄り添えば、
違った未来があったのかな。

 

 

 

 

 

そんな後悔ばかりが頭の中でこだまする。

 

 

 

 

 

 

君がくれた言葉一つひとつが、
どこまで本当だったのかなんて
もう分からない。

 

 

 

 

だからこそ今度は、
ちゃんと君を理解したいと思った。

 

 

 

 

 

まだ僕は、君と向き合いたい。

 

 

 

 

 

 

切り捨てるならちゃんと切り捨ててくれ。
曖昧な態度なんて見せるなよ。

 

 

 

 

 

苦しいなら甘えてくれても全然いい。
君が求めるなら僕は無言で抱きしめる。

 

 

 

 

 

だから、もう一度だけ、
君の声を聞かせてほしいんだ。

 

 

 

 

 

 

 

そんなことを考えて、
また今日が過ぎていく。